MEはなにしにイギリスへ?

 

さあ、やって参りました。

某番組のタイトルで始まります私の唯一の真面目ver

 

私がなぜイギリスにいるのか?

なんのために留学しているのか?

ということをちゃんと語っていっちゃおうではないか。

(最初に書けよ感が否めない)

 

簡単に言いますと私は現在「理科の先生」になるために大学で学んでいます。

ーじゃあなぜ理科の先生になりたいのか?

それは理科の楽しさを伝えたいからです。

 

私が理科が好きだと自ら自覚したのは高校2年生の時でした。

それまでは自分が理科が好きだとか そんなことは考えたこともなかったし、気づいてもありませんでした。

高校生になれば誰もが経験する「文理選択」

この選択をする際に私は非常に悩みました。

私が好きなものっていったいなんなんだろう。と。

そこで信頼できる先生に進路相談をしていました。(普通は担任の先生だけど私は信用できる先生にしていた)

そこで私は「理科が好き」ということに気づきました。

 

昔から「どうしてそうなるのか?」ということが分からなければ、記憶することができなかった私の脳みそは、「科学」という学問に向いていることを改めて感じたのです。

高校に入って周りはあまり好きじゃないと言っていた「化学」や「物理」や「生物」が私にとっては全くもって苦ではありませんでした。

そこで私は「理系」を選択しようとしたのですが、ここで問題が、、、

 

私 数学大っ嫌いなんですww

大嫌いだし、できないww

なので、周り、特に親に大反対されました。

「あんたが理系にいけるならみんな理系にいけるわ」

「あなたには理系なんか無理だよ」

と何度も言われてきました。

そこで私はとっても悩みました。そこでたくさんの人に相談し、大学生の人に意見をもらったりしました。

結果私は反対を押し切り理系に進むことにしました。

 

その選択をしたことは私は今も一切後悔していません。

 

なんなら理系で良かった~と思うことばかりでした。

まずは大学

大学では自分の興味のある科学の全分野を学ぶので、数学をすることもほとんどなかったし、何も困ったことはありませんでした。

 

そして就職活動

理系であればどの職にも選択することができます。

(基本的な会社の職であれば)

受かるかどうかは別ですが、選択することができるということはかなりメリットではないかなと思います。

選択肢が狭まらないということは自分がやりたいことの幅は広がるわけです。

 

しかし日本の学生の割合を見てみると理系の割合は低い。

ましてや女性の理系はまだまだ少ない。

そして「理系」って言葉だけで敬遠されたりする。

それってもったいなくないかなと思うわけです。

よく理系なんだっていうと「すごいね」とか「私には無理」という人が多いですが、

本当に無理なのか。無理だと思い込んでいるだけではないかと思うわけです。

 

実際問題子供たちや大学生に簡単なアンケートをとってみると、

昔は理科は好きだったけど、今は・・・という人がたくさんいる。

ということは理科、科学という学問はみんな楽しいと思っている。

にも関わらず中学校、高校と進むにつれて嫌いになる人が増える。

この原因は何なのか。

 

これがほとんど 教師のせい ということなのです。

結局自分たちの好みって周りの環境に作用されがちです。

人生そのものは自分のものなのに。

科学って学問自体は楽しいのに、教師のせいで好きな人が減る。

理系を選択していないから仕事の幅が狭まる。

なりたい職になれない。そんなのってもったいなくないですか?

私は絶対嫌です。あの時理系に進んでおけばよかったって思いたくない。

 

また日本の学生は全体でみると科学が大切だと思っている子どもが先進国と比べると著しく低いそうです。

日本は5人に1人しか科学を大切だと思わない

それはなぜなのか。もうこれは日本の教育に何か原因があるのではないのか。

と思ったのがこの留学のきっかけです。

そこで他の国の教育を見てみたいと思いこの留学の計画をたてました。

 

他にもしたいと思っていることが私にはあります。

学校の教育と企業が連携して、学校で学んだことがどの様に利用されているのかということが分かるような授業がしたいと思っています。

私の様に科学が好きな人からすると、この世の中にあるものは全て科学の力でできているのは勝手に実感するし、調べるし、理解します。

ただ好きではなく苦手だと感じている子はそんな風に考えたことはないでしょう。

なのでそれを創造しやすいような授業を企業とともに考案できたらいいなというのが最近の一番近くて大きい夢です。

 

例えば、岡山で有名なオハヨ-牛乳には賞をとった、高品質の牛乳があります。

なぜ高品質で美味しいのか。

その製法の工夫はなんなのか。

 

実はRO膜という膜を使って水だけを分離しているから濃厚な牛乳ができるわけなんです。

例えばこの製法の工夫を考える所から授業を始めてみる。

 

 

こう簡単にまだ思い浮かぶわけではないんですが、こういうことがあれば授業に興味を持つ子は増えるだろうし、印象に残るのではないでしょうか。

 

私は経験上 「もしできなくても、好きであれば学ぶことは簡単である」と断言できます。

なので心に残る授業を少しでも行い、少しでもこの人の授業だったから好きだったのかなと思ってもらえるような授業ができたらなと思います。

 

 

私は中学校の理科の先生の授業がとっても楽しく、今でも忘れられない授業がたくさんあります。

だいたいいつも実験でばっかりだったし、教科書以上のことするのはいつもだし。

最高に楽しかったです。

それが高校に行けばみんなそんな授業を受けたわけではない事実を知り、

先生が違うとこんなにも学問に対しての気持ちが変わるんだなと実感しました。

今までの先生みたいな授業以上の授業がしたい。

その思いで今私はここにいます。

 

 

どんな授業だったの?その他もろもろは需要があればお伝えします。

真面目パートは書いてて何が結局伝えたいのかわからなくなってくるから難しい。

またお会いしましょう!